人材開発、組織開発、キャリア開発支援

「社内資格制度の導入と製品知識テスト全員合格」
ソリューション営業への脱皮に向けて技術営業資格制度を設計導入し、その底上げ策として営業部門全員に3製品の製品知識テストを実施したが、合格率が非常に低くかつ現場からの批判や抵抗も多く発生。
① 時間のない営業職に対して、オリジナルのeラーニングを作成して効率的な学習を支援
② 技術知識の乏しい事務職に対して、社内技術者を講師に勉強会を開催し、きめ細かく指導
③ 人事部と連携し、不合格者は営業として顧客訪問させないという内規を作成し、強制力を発揮
④ 合格発表にあたっては、不合格者の管理職に対する責任を明示して現場での指導強化を要請
⑤ 合格できない人員に対しては、個別面談を行い、抱える課題の解決と継続的な学習を指導・管理
＜結果＞営業部門全員（事務職～部長）約250名の合格100％を達成。

「企業理念の浸透」
WAY（企業理念）を新たに導入したものの、社員の「やらされ感」が強く、毎年行われる企業理念実践活動の内容が単なる業務改善発表のようになっており、一向にWAYの理解や浸透が進まない状況が続いた。
① 管理職にWAYの必要性を教育した後、どうすれば浸透できるかを考えさせるプログラムを実施
② 理念と自社の歴史を分かりやすく解説した小冊子を、各部門を巻き込み作成し、全社員に配布
③ 職場で小冊子を用いて、先人たちがどのようにWAYを実践したかを議論させ、理解を促進
④ 議論に先立って、管理職用の進行マニュアル、指導マニュアルを作成して配布
⑤ 毎年実施していた企業理念の実践活動の運営方法も見直し、発表者には個別指導も実施
＜結果＞社員の企業業理念に対する理解と親近感が高まり、企業理念実践活動の発表内容もレベルアップをしたと経営トップから評価。

「新入社員の実践教育」
頭でっかちになりがちで、チャレンジを避ける新入社員に対し「知っているだけでなく、行動できる」を目標に
① 会社や製品の知識やマナー、コミュニケーションスキルなど基礎教育を行いながら
② 働くうえでの自分の信念と企業理念を合致させるプログラムを自ら開発して実施
③ 現場での実習を通して、学んだスキル、知識や企業理念の実践と振り返りを日々実施
④ 総仕上げとして、異文化の中で企業理念を実践させるため、ベトナムでの課題実践型研修を実施
⑤ 自らも日々指導しながら、個別面談を定期的に行い、新入社員の成長をきめ細かくサポート
＜結果＞新入社員たちの目つきが変わり、企業人としての覚悟を持った行動を取るようになった。