新規ビジネスを種子から持続可能な状況にまで育てること。マーケティング、知財ビジネス活用の実務とアドバ

新規事業
経験した業界
エネルギー・資源・素材
得意領域
商品企画・開発

新規電子情報材料開発の事業化: HDD向け特殊基板材料、PDP向け複合フィルター、いずれも世界一のシェア獲得。

経験

三井化学株式会社: ①新規事業開発(電子情報材料)1990年から2007年、②知的財産ビジネス活用2007年から2009年、③海外JV経営2009年から2010年
東京農工大学大学院: ①リーディング大学院プログラム2014年から2020年(現在)

顧問情報

顧問ID:AD-07280

得意な業務領域:新規事業(ビジネスモデル構築・商品企画・マネジメント)

かなりユニークな職歴を持っていると思っています。
予備校時代に初めて勉強が好きになり、プロ人材にならねばと考えて大学院に進学して修士号を取得しました。
三井というシンプルな名前が好きで三井東圧化学に入社後は、触媒反応研究、人事推薦で研究所組合幹部(非専従)、米企業との触媒製造JV、そして研究所に戻り合計11年間を研究者として過ごしました。
次いで電子情報材料分野事業の拡大を企図していた本社新規製品開発にて、研究開発から事業化に至るまでのリーダーを経験して来ました。その間19年間の小生の役割を一言で表現するとプレイング・マネジャーです。
事業企画者であり事業責任者として、ビジネスプラン作成、マーケティング(商品戦略、顧客開拓ほか)、研究開発支援、投資計画、社内調整など、上司や周囲の人の支援を受けつつ進めました。
38歳の若きリーダーとして携わった最初の事業開発がNASA技術を応用したポリイミド基板材料ビジネスです。主要製造プロセスの廃止、赤字覚悟の工場建設と苦労した6年間でしたが、欧米の市場開発を担当する米国Rogers Corp.との協働でHDDに使われる主要部材ビジネスとして成功させることが出来ました。顧客はIBMよりライセンスを受けた米国企業で15年間以上に渡り高い利益を得ることが出来ました。ここで経験した交渉(術)は貴重な財産となっています。
その後も電子情報材料分野の新規事業開発のリーダーとしてPDP光学フィルターの事業化を任されて、ディスプレイ部材ブランド企業を凌ぐ世界一位シェアを獲得することが出来ました。PDPはLCDとの競争に破れてしまいましたが最盛期は200億円ビジネスとなり、製造能力増強、歩留まり問題、品質クレームと心休まらない日々を過ごしました。なんとか求心力を保てたのは、メンバーとの対話、情報共有化、有言実行ではないかと思っています。
顧客の毎年20%を超える価格ダウン要求に疲れ切り、事業撤退が囁かれているときに異動したのが知的財産部です。それまでの知財部(員)は特許取得と防衛にしか興味はなく、ビジネスそれは自分の仕事ではないとの認識で仕事をしていました。事業部が知財部を頼らない理由が解れば(事業部門出身の初の部長ですから)それは容易なこと。私塾を設けて、ビジネスの基本、目指すものなどを学んでもらいました。半年で顧客(事業部)の期待に向かい合える知財部に変身をさせることが出来ました。
知財部長を2年務めた後に業績の低迷していた韓国JVの代表理事として、事業の再生/拡大の任を受けました。バリューチェーンの再編でコストダウン、製造プロセスの再評価で通常の10分の一の投資で増産を達成して収益を大幅に向上/安定させました。
その後還暦を機に経験を活かせる仕事と言うことで、お誘いのあった塗工乾燥機メーカーに一年、(偶然にも、幸いにも)これまでの経験を見込まれて、社会/企業に希求されている博士を育成するリーディングプログラムの特任教授に採用されて今に至っています。

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