モノづくり企業様と新しいビジネスモデルを共に考え創るご支援をいたします

自動車用機能ユニットの商品開発部署のエンジニアとして、また50余名のメンバーのマネジャーとして世界最高水準効率の機電一体油圧ユニットを複数開発、国内外の自動車メーカー（トヨタ、日産、ホンダ、三菱、GM、ベンツ）の複数の車種に採用された。この開発過程では、社内の生産部門や数々のモノづくり企業様から品質保証の仕組みと様々な工法の知見の習得をさせていただき、国内外（米、中、独、英、仏）自動車メーカーへのプレゼンや開発技術の社外講演発表も経験。

商品開発部署から研究開発部署への異動と前後して名古屋商科大学ビジネススクールの経営学修士（MBA）過程を修了、修士論文は学内の論文賞を受賞。修得した経営視点、組織論、マネジメント論、デザイン思考、ロジカル思考、マーケティング、プレセンスキルを活かし、事業戦略や研究開発テーマの社内外への提案やワークショップを企画運営し人材育成も行った。

研究開発部署に異動後は商品開発部署との仲介役として、またロボット開発のプロジェクトマネジャーとして28自由度を持つ等身大のヒト型ロボット開発を担当、2014年8月に国内最大級の祭事である徳島阿波おどりのイベント会場にてヒトとロボットが共演する演舞を披露した。

その後、同研究開発部署のマネジャーとして自動車の自動運転化に対応する商品や制御技術を開発、その成果は各種マスメディアを通じて配信された。また研究開発過程において経産省と日本自動車技術研究所、国内外の大学（東大、東北大、東京農工大、日大、近大、中国精華大、中国同済大）との共同研究や支援を進め、その複数の研究成果が学術論文や国際学会で発表された。

現在、所属企業内の活動としてGAFAに代表されるIT系企業の参入やCASE（Connected, Autonomous, Shared & Services, Electric）の影響を受けている自動車業界にある自身の所属企業の中に、このディスラプションを乗り切るための新規事業開発チームを立ち上げ、社内の危機意識を醸成し浸透させる活動と並行して新規事業開発チームのマネジャーとしての人材育成と事業開発を推進中。

一方、所属企業外の活動としてはグループ企業が連携して立ち上げた事業開発プロジェクトのメンバーと、また自動運転に関する国際標準化（ISO）の検討参加国である日本の国内組織（日本自動車技術会）の検討ワーキングの委員も務めている。

さらに個人の活動として、今後大きく変わろうとしているモビリティ社会がより安全で安心になるよう、ヒトとモビリティが共存する空間での安全性や社会受容性を研究テーマに慶應義塾大学大学院システム・デザイン・マネジメント研究科博士課程の学生として就学中。

開発商品：多数、学術論文：4件（共著含む）、社外講演経験：2回、保有特許：9件（共同含む）