一般消費財の海外販路開拓、海外販売拡大の戦略策定のプロ

〇日本メナード化粧品株式会社
　・ASEAN7カ国での販売代理店開拓
　（シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、ミャンマー）
　・マレーシア法人の販売組織改革
　・シンガポールで直営店舗開設
　　⇒ショッピングモールでの場所確保の交渉、銀行からの資金調達検討、店舗工事、スタッフ雇用・管理
　・マレーシア販売代理店との契約解除の際の訴訟問題対応
　・売上の増加：毎年前年比 120%～125％の伸長を達成
　・利益率の大幅改善
〇株式会社ウテナ
　・販売代理店の評価と整理（契約解除）
　・未進出の国での市場性評価と代理店開拓
　　出荷国数：4カ国 → 15カ国(3カ国撤退、14カ国新規進出)
　・煩雑な申請手続きの必要な中国に関して、現地に拠点の無い状況で商品の申請から許可取得までできる体制を作り社内にノウハウを蓄積した
　・海外ビジネス経験の無いスタッフのみの部署で、輸出の基礎から交渉のノウハウまで幅広く部下の育成
　・英語カタログ、ホームページの大幅見直し
　・売上の増加：　2014年度の売上を2009年の約4倍に拡大
〇日本盛株式会社
　・リスクの高いチャネルの契約解除、あるいは契約変更
　・米国の大手日系卸との契約条件を自社に有利な方向で大幅に変更
　・拠点の無い米国で営業代行を採用し、機動力のある営業体制を構築
　・台湾最大手酒造会社との提携合意（販売代理店、OEM供給、技術協力）
　・それまで自社商品を取り扱う小売店のなかったシンガポールで、他の会社に協賛する形での出店
　・シンガポール初となる、冷蔵空輸による蔵出し生原酒イベントの開催
　・社内では初めての海外向け商品（純米大吟醸酒）の企画、開発、発売
　・欧州支店の設立とビジネス計画策定、駐在者の管理
　・有望市場であるシンガポールにおける新規代理店の開拓、取引開始、販売拡大
　・長期間代理店の無かったタイでの代理店販売開始
　・PB商品の営業活動及び販売の拡大（米国、ベトナムで販売開始、数か国で商談）
　・化粧品事業を海外事業の柱の一つとすべく、化粧品の販路開拓
　・中国への自社化粧品展開に向けた商談、契約締結、販売開始
　・米国化粧品事業立て直し
　・インドネシア及びタイにおける化粧品の販売代理店を開拓し、商談開始
　・英語ホームページの大幅リニューアル
　・売上の増加
　・営業利益率の大幅な改善
〇株式会社ジョージオリバー
　・米国プロジェクト
　　米国生産の米国向け化粧品ブランド発売というプロジェクトのリーダーとして、商品開発から発売までの全てのプロセスを統括し、成功へと導いた。
・新規市場開拓
　シンガポールとマレーシアの販売代理店との商談をし、契約にこぎつけ、出荷を開始した。
　サプリメントの規制が厳しい国では国内商品の輸出が非常に困難であるため、現地生産による早期の商品発売の道を模索していたが、インドネシアと中国における現地生産に向けた協力相手を探し、商談を開始することができた。この際、インドネシアのパートナー候補は旧知の日本の会社を通じて、また中国はコンサルティング会社の協力で探すことができた。
・既存事業の推進、管理
　海外向け出荷額の90％は中国向け越境ECによるものであるが、入社時に複数の代理店を通して複数のプラットフォームへ卸していたものを、新規に大手の代理店と契約し、ほぼ1社の代理店から複数のプラットフォームに卸すという形にした。
　これにより、メーカー側の煩雑さが大幅に減り販売施策の検討に時間を使えるようになった。