アジアにおけるブランディングと業務改善・DX化による事業構築・拡大

株式会社カネボウ化粧品

輸出入管理グループ（新設）部長　2016年 1月 - 2020年 5月（約4年）
【ミッションと実績】
年間5,000品目に渡る化粧品輸出の貿易法規判定（外為法/国際輸送規則/通関規則等）のＤＸ化を目標とし、薬事、物流、輸出、教育におけるマネジメントと輸出リスク管理体制を構築。
輸出業務のＤＸ化（薬事、物流、輸出、教育）を行うことで生産性の向上を実現。
・輸出品目の法規判定データーベース化
・輸送法規違反のリスク回避
・輸出物流システムへのリンク
・基幹システムSAPとの連携

国際マーケティング戦略企画部（新設）部長　2007年 7月 - 2015年 12月（約8年）
【ミッションと実績】
アジア11ヶ国のブランディングと海外子会社管理による売上拡大と事業採算化を目標とし、アジア連結売上100億円(2007年)→220億円(2015年)及びアジア海外事業の黒字化を実現。
ブランディング管理ツールをオリジナルで開発することで他国におけるブランディングや海外子会社や代理店のマーケティング機能を向上させた。
同時に業務のＤＸ化（市場分析、商品開発、薬事、教育）により事業の見える化、関係部署の連携強化、生産性の向上を実現し安定した業務体制を構築した。

【事業計画策定業務】
・中長期経営計画策定
・経営分析、予算編成（国別）
・国別市場調査、分析（国別）

【海外子会社管理業務】
・経営分析、支援
・売上業績、連結採算管理
・マーケティング支援

【マーケティング業務のＤＸ化】
・海外市場分析、消費者データの社内共有化
・輸出商品約5000品目の管理
・海外薬事リスク回避
・基幹システムSAPとの連携

中国商品開発部（新設）部長兼ブランドマネージャー　2003年 6月 - 2007年 6月（約4年）
【ミッションと実績】
中国で生産及び販売する専用ブランドのブランディング（市場分析、商品企画・開発）責任者として 中国現地での市場調査を重ね、生産工場での品質確保を徹底し、中国全土約150店舗の百貨店取扱い、卸売上20億円（2006年）を実現した。
・市場分析、消費者インサイト分析
・現地容器メーカー開拓
・専用化粧品の企画、開発、採算管理

顧問ID：AD-17645

得意な業務領域：海外進出（事業戦略・貿易・法人設立・法律）

アジア戦略を担う商品開発、マーケティング、輸出入管理の新設部署を立上げ、その仕組みづくりを構築するとともに海外でのブランディングに邁進して参りました。
同時に業務改善を行い、海外強化の為の業務をDX化（商品開発、生産、薬事、物流、輸出、教育）することで大幅な事業拡大の成果に結びつきました（アジア連結売上2007年80億円→2015年220億円)。

実務をマネジメント、ディレクションして参りましたので具体的な仕組み作りやツール開発のノウハウを所有しています。
特に多数国に渡るブランディングは国別の格差が生じやすくその完成に長い時間を要しますが、本社主導で現地の子会社や代理店のマーケティング機能を向上させるオリジナルのツールを開発、DX化することで短い期間で適切なブランディングを実現することが可能です。
ブランディングやDX化は多数の関係部署との連携と協働が必要なため、チームワークを大切にするディレクションを大切にしています。

リスクや課題の多い海外展開の為のインフラを社内横断的にDX化することで関係部署の生産性を向上させ、有機的に連携できる体制づくりを実現できたことが安定な事業運営に繋がりました。
「ブランディングによる企業価値向上」と「DX化による組織インフラの整備」。両者を連携させてマネジメントすることを得意としています。