消費者インサイトをベースとしたコミュニケーション戦略開発

グローバル広告会社　マッキャンエリクソン　25年勤務

顧問ID：AD-10014

得意な業務領域：マーケティング（戦略立案・マス広告・WEB広告・SEO・SNS）

1990年3月
上智大学外国語学部英語学科卒業

1990年4月〜2015年5月
グローバル広告会社 株式会社マッキャンエリクソンのグループアカウトントディレクター（営業）として、ネスレ、P＆G、サンスター、ピュリナペットケアなどの商品ブランド価値の強化、販売促進を図るべく以下の職務に従事しました：

 定量／定性調査等から生活者インサイトを抽出し、新製品のコンセプト、　　　ブランドポジショニングやコミュニケーションターゲットなどを策定
 ブランドバリューを向上するコミュニケーションコンセプト立案
 中長期コミュニケーション戦略／短期的広告キャンペーン計画の立案およびプレゼンテーション
 ATL/BTL(オンライン、オフライン各種媒体の広告／販促企画、イベント、PR、VMD等)開発に向けたクリエイティブブリーフ作成とスタッフィングコーディネイションおよび戦略ディレクション
 各プロジェクトの全体統括、制作進行管理、予算交渉と管理
 年２回の部下に対するパフォーマンスレビュー、年１回の大阪支社各社員の人事評価

2016年5月〜2020年1月
バイオテックスタートアップ Spiber株式会社のクリエイティブコミュニケーションエンリーダーとしてCI/BI戦略の策定、商品企画のプロジェクトマネジメントなどをおこない、同時に広報室長としてメディア対応、プレス発表の準備／運用や国内外の問い合わせ対応に従事しました。

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マッキャンエリクソンでは「消費財」を購入してもらうための活動に尽力。一方、仕事の傍らで熱中してきたのが、ウィンドサーフィン、釣り、ヨガ、自然写真撮影、キャンプ、カヤック、猫など。これらを通じて「自然との一体感」や「いのちの尊さ」を強く意識するようになりました。そして在職25年の節目を迎えた2015年、自分が生きる価値やセフルモチベーションを見直すために退職。約１年間「人生の洗濯」として、写真撮影に没頭しながら、「自然や環境を感じ／考えながら人の幸せに貢献できる仕事」を模索しました。　
　2016年、「石油など化石資源に頼らない新素材、構造タンパク質を産業普及させて地球規模の環境課題の解決し、真の意味での人類の幸せに貢献する」ことに情熱を注ぐSpiber Inc.に強く共感し入社。自身の知見を活用して、このメッセージの認知と理解促進に努めました。２社はある意味両極端でした。前者はコミュニケーションゴールを設定しブレない軸に沿って結果を出すPDCA式アプローチ。後者では未来を描き、日々変化する状況や環境に即対応しながら戦略を更新してパフォーマンスを最大化するFFA的なアプローチです。この２社での経験により、ブレない軸の中で柔軟性と即断力をもったプロジェクト推進ができるようになったと思います。

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2019年末、Spiberに転職した大きな理由のひとつであり、自らも２年ほどプロジェクトをリードしたTHE NORTH FACEとのコラボプロジェクトにおいて、「MOON PARKA」というアウタージャケットがついに商品化。それを一区切りとし、かねてから気がかりであった実家（父親）の事情も優先し退職しました。現在、趣味を通じて意識している価値観と、Spiber Inc.はもとより山形県鶴岡市で暮らした時間、感じ考えたことを整理して、サスティナブルな生き方、働き方を模索しています。