ポリフェニレンサルファイド（PPS）フィルムのプロ

東レ(株)主任部員（課長格）で約5年

顧問ID：AD-10325

得意な業務領域：営業/販売（営業組織強化・販路開拓）

1974年東レ入社以来40年強、フィルム営業一筋で①東レポリエステルフィルム（磁気材料用途）、②同（工業材料用途）＆ポリフェニレンサルファイドフィルム用途開発、③東レ合成フィルム(各種NOフィルム、表面保護フィルム）、④東レフィルム加工（上記③＋新規事業、加工品等の事業総括＋営業管理G）各々約10年ずつ経験しました。担当したフィルム製品の種類は東レGフィルム営業の中でも最も多い方だと思います。それぞれのフィルムでどの時代も要求品質が高い分野・顧客で高いシェアを維持・獲得し生産能力の増強＝製膜機の増設を成し遂げてきました。例えば磁気テープ時代にはビデオテープ用ベースフィルムとしてソニーや富士写真フィルム等に拡販し、東レ岐阜工場での増設に貢献出来ました又東レ合成フィルム時代にはレトルト用シーラントフィルムを業界トップの東洋製罐や藤森工業更に大日本印刷・凸版印刷等の大手に拡販しました、東レ合成～東レフィルム加工を通しては表面保護フィルム"トレテック”を光学用フィルムや樹脂板向けに3M・日本ゼオン・住友化学・三菱レイヨン・旭化成等に拡販し、中津川工場に3系列の増設を成し遂げ、その後の台湾進出の基礎を作りました。
これらの企業との技術打合せや事前の社内ミーティング等を通して技術知識を深める事が出来たこと、人脈を広げることが出来たことは非常に有意義でした。又残念ながら起こった品質クレームも解決に向けた社内打合せや顧客との交渉も別の意味で苦しい物ではありましたが、自分を成長させることが出来たと思っています。
以上の経験から①フィルム関連の知識と培った人脈を活かした新規販路の開拓や②強み・弱み分析を基礎に置いたマーケティング戦略の策定、これらを通じた③課題解決や若手人材の指導・教育などの領域で活用出来ると考えています。