化粧品処方開発と特許管理。

日本メナード化粧品㈱に35年間。
株MTG　3年6か月。

顧問ID：AD-06560

得意な業務領域：ものづくり（電気・情報通信・化学・機械工学）

化粧品製造販売を事業とする日本メナード化粧品株式会社にて35年間勤務。執行役員を拝命していましたので部下数は約90名でした。
分析研究（通産6年間）からキャリアをスタートし、その後品質管理部門を4.5年、基礎化粧品開発（化粧水や乳液などの他、トイレタリー、入浴剤、毛染、パーマを含む）15年、メイクアップ化粧品（ファンデーション、口紅等）開発9年の経歴になります。
基礎化粧品開発では管理職として10年間15名の部下を管理、指導し、最も売り上げの多い部門のマネージメントに従事しました。最も売り上げの多い部門であったため他の部門からの問い合わせ、打ち合わせ、調整の業務が非常に多く調整力は上がったと思います。
　また特許管理のプロジェクトリーダー（常時10～13名のメンバー）を開発業務と並行して立ち上げのときから約30年間従事していました。したがいまして明細書作成、情報提供、拒絶理由通知対応、拒絶査定不服審判対応等特許庁との交渉行うことが出来ます。そして特許侵害訴訟は被告、原告の両方を経験しています。最近ではメナードの兄弟会社での特許侵害事件に参加し、紛争の解決に注力しました。
　また明星産商では企画開発部に所属し、若手社員に処方の組み方、乳液の分離等のトラブル解決法、特許先行技術調査の手法を指導してきました。
㈱ロジックでは立命館大学薬学部の准教授と新規有効成分の共同開発を行い、学会発表も行っています。
東洋新薬では、D相乳化技術や天然訴求の乳化技術、視覚的におもしろい化粧品の技術等の指導を行いました。また知財部と開発スタッフ10名強に特許侵害訴訟の講義を行いました。
現在は主にMTGで開発商品の処方上の問題指摘、解決の指導を行っています。最近では既存商品の凝集物問題に対し、品質保証部のメンバーに原因の解明と解決の指導にあたりました。
平成31年10月、11月からウェルネスメーカーと通販会社と契約中です。
ウェルネスメーカーでは化粧品の処方組み立ての指導及び企画コンセプト立案の指導をしています。私の指導した処方や企画案が商品化に向けて進行中です。
通販会社では訴求効果のある素材の提案や企画案を提案しています。現在私の提案が複数採用され、商品化に向けて進行中です。