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- 開発で約30年間品質工学(田口メソッド)を勉強し活用してきました。開発効率・品質向上プロです。
開発で約30年間品質工学(田口メソッド)を勉強し活用してきました。開発効率・品質向上プロです。
- 得意な技術分野
- 一般機器:光学
- 経験した職務
- 研究開発
1988年 モノクロレーザービームプリンター "アナログレーザードライブ回路の設計開発(6-10枚機)
アナログ回路の知識が無い状態で開発を命じられ、独学で回路知識を習得し回路設計をほぼ一人で進めた。
量産直前で静電気による破壊問題が発覚したが、コンデンサーの接続位置を変更するだけで、破壊耐力を大幅に向上し解決した。
1992年 部長表彰受賞" 設計開発担当
~
1992年
1991年 モノクロレーザービームプリンター "世界初樹脂ポリゴンミラースキャナーモータの開発(6枚機)
従来はアルミ製だったポリゴンミラーをコストダウンのため内製樹脂製ミラーに変更した。
モーターは日本電産製スピンドルモータのコア有りラジアルタイプのDCブラシレスモータからポリゴンスキャナーの共同開発を始めた。
レーザープリンターに必要な回転性能を得るために、コギングの無いアキシャルタイプコアレスモータに変更した。
また、時折小さく崩れる回転変動を抑制するため、ベアリングのリテーナをSUS製から樹脂製に変更した。
更に、回転精度を高めるためグリスを低粘度に変更し、封入量も通常よりも減らすことで、十分な回転精度を得ることができた。
" 開発担当
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1992年
1992年 モノクロレーザービームプリンター "社内初600dpiポリゴンスキャナーモータの開発(10枚機)
従来機種に対しシステム速度を1.5倍にした機種に300→600dpiのポリゴンスキャナーを搭載することになり、三協精機と従来の3.3倍の高速ポリゴンスキャナーの開発を行った。
回転による振動エネルギーが速度の2乗の約10倍となったことで回転による振動と騒音が大きな課題となった。
従来水平方向のみのバランス取りを、垂直方向にもバランスを取ることで課題を解決した。" 開発担当
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1993年
1992年 画像評価機 "エッジ形状自動測定器の開発
縦線の直線度合いを自動で測定できるアルゴリズムを作成し、画像評価に活用した。" 開発担当
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1993年
1992年 モノクロレーザービームプリンター "業界初メインモータの開発(10枚機)
従来DCブラシレスモータだったメインモータをコストダウンのためステッピングモータに変更することにした。
選択したのは日本サーボ製のハイブリッドステッピングモータ。振動による騒音が課題となったため、モータのインダクタンスやマグネットパターンを検討し低騒音化したが、不十分であったため、取り付けにダンパーゴムを採用することで大幅に低騒音化できた。
" 開発担当
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1993年
"レーザービームプリンターの騒音対策
ポリゴンスキャナーの立ち上げ音、用紙後端の跳ね上げ音、現像器撹拌羽根の跳ね上げ音を対策し、機械全体の静音可を実現した。" 開発担当
1993年 技術開発 "業界初誘導加熱定着器の開発
短時間でウォームアップができるよう、新規熱源としてIH式の定着器の開発に取り組んだ。コイルの評価法として誘導電力を高精度で測定することにより効率よく開発を進めることができた。
2003年 公益財団法人 精密測定技術振興財団 品質工学賞 論文賞 銀賞受賞" 開発担当
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1995年
1994年 アナログモノクロ複写機 "世界初抵抗発熱体を利用した新規定着器の開発(13枚機)
定着ローラ内面に抵抗体を塗布した世界初の定着器の開発に取り組んだ。抵抗体の開発/低焼成テフロンコートの開発/高速サーミスタの開発/カーボンブラシの開発を同時に進行させ、1年間という短い期間で開発を終了させた。
新定着方式に必要な給電方法として、日立化成とカーボンブラシの開発を行った。ブラシ材料、圧接力、形状、面積、リード種類をパラメータとして最適化を行い十分な性能を得ることができた。
1995年 本部長表彰受賞。
1999年 公益財団法人 精密測定技術振興財団 品質工学賞 発表賞 金賞受賞" 開発担当
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1995年
1995年 技術開発 "シリコーンスポンジローラの開発
カラー用高速サーミスタの開発
シリコーンローラベースゴムの開発" 開発担当
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1999年
1998年 労働組合兼務 開発支部にて副支部長を2年間担当した。
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2000年
1999年 デジタルカラープリンター "世界初高耐久Niベルトの開発(20-55枚機)
定着で使用しているNiベルトのわれに対する耐久性を金属疲労であると想定し、電流-電圧特性の周波数依存を小さくなる材料を部品メーカーと共同で開発し、従来ベルトに比較し耐久性を3倍に向上させた。
2000年 公益財団法人 精密測定技術振興財団 品質工学賞 発表賞 銀賞受賞
2012年 関東地方発明表彰 発明奨励賞受賞" 開発担当
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2000年
2000年 デジタルタンデムカラー複写機 "オイルレス用定着ベルトの開発(20-55枚機)
部品メーカーと共同で37μmのNi電鋳ベルト+200μmのシリコンゴムに30μmのPFAチューブを安定して被覆できるようにした。" 開発担当
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2001年
2000年 デジタルタンデムカラー複写機、カラープリンター "業界初非接触サーミスタの開発(20-55枚機)
従来接触式であった温度センサーを非接触で使用できるよう、センサーメーカーと新たにセンサーを開発し、複数の補正関数を使用することで接触式の温度センサーと同等の性能を得られた。" 開発担当
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2008年
2002年 技術開発 "業界初省エネ用高効率熱源の開発
初めてリーダーを担当し、ハロゲンランプに変わる高効率熱源開発としてSUSヒータの開発に取り組んだ。" 開発リーダー
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2003年
2003年 デジタルタンデムカラー複写機 "クイックスタートカラー定着ユニットの開発1~3(30-45枚機)
ユニット開発のリーダを担当し、従来300秒であったウォームアップタイムを3世代で30秒まで短縮させた。接触サーミスタの構成バラツキによりウォームアップタイムがばらついたため、サーミスタ構成の安定化を行いウォームアップタイムの安定化を実現した。また、カール対策として3種類のウォームアップモードを作り出した。" 開発リーダー
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2008年
2008年 技術開発 "社内初高速検証機の立ち上げ(150枚機)
150ppmのタンデムカラー機の検討用として、2色の高速検証機を外部設計会社と行った。社内の設計仕様まとめと社外の/本体設計/エレキハード/エレキソフトを含めたチームのリーダーとして設計を進め立ち上げを行い、弾性ベルト/ハイブリッド現像/ベルト定着の技術検証を実施した。" 開発リーダー
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2010年
2008年 技術開発 "新規転写ベルト/クリーニングの技術開発(150枚機)
社内初弾性中間転写ベルトの開発と、弾性中転ベルトに合わせたダブル発砲バイアスクリーニング技術の技術開発と、2次転ベルトに合わせたダブルブラシバイアスクリーニングの開発を推進した。クリーニング性を重視し各ローラの回転方向は全てカウンター方向とした。" 開発リーダー
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2010年
2010年 デジタルタンデム大型プリンター "新規転写ベルト/クリーニングの技術開発(100枚機)
社内初弾性中間転写ベルトの開発と、弾性中転ベルトに合わせたダブル発砲バイアスクリーニング技術の製品開発と、2次転ベルトに合わせたダブルブラシバイアスクリーニングの製品化を推進した。" 管理職
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2014年
2014年 デジタルタンデム大型プリンター "新規転写ベルト/クリーニングユニットの開発2(100枚機)
業界初コート中間転写ベルトの開発と高耐久クリーニング技術の製品開発を推進した。" 管理職
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2017年
2017年 "退職
⇒技術コンサルタント" "技術コンサルタント会社12社に登録し、営業活動を行った。
紅茶メーカー:紅茶包装の不良低減中
大手鉄鋼会社:アルミ押し出し工程の不良低減中
部品メーカー:樹脂成形の不良率低減中
部品メーカー:半導体前工程の機能向上検討中" 技術コンサルタント
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2020年
経験
コニカミノルタ株式会社 28年
顧問情報
顧問ID:AD-06726
得意な業務領域:ものづくり(電気・情報通信・化学・機械工学)
モノクロ/カラーのレザービームプリンター/複写機の技術開発及び製品開発を長年担当。
1993年に社内で品質工学の研修を受けてから、仕事で常に活用するようになりました。
それ以来、基本機能、信号、ノイズを常に考えるようになり、バラツキのないものを開発するようになりました。
開発の仕方を変えてからは市場での品質トラブルを起こすことは無くなりました。
メーカーの工場の不良率を下げて感謝されることもありました。
課題解決に導く顧問をご紹介します
経営のプロとして経験を積んだエグゼクティブから、各専門分野で実績を残した実務のプロまで幅広い人材が在籍しております。
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