(3)半導体前工程に使われる薄膜形成材料と有機金属材料合成のプロです。

ものづくり
得意な技術分野
化学:マイクロ構造・ナノテクノロジー
経験した職務
製品設計

(3)半導体のロジックLSI製造時に使われる、低抵抗な膜を形成できるルテニウムおよびイリジウムの有機金属錯体を
   開発し、米インテル、台TSMC、韓サムスン電子に提供しプロセス開発に貢献しました。
   実験室では、数gしかできない材料をKgベースで製造できるクリーンルーム仕様の製造装置を企画し立ち上げました。
   九州大学内に、研究室を開設し開発を早める共同研究を開始しました。現在、九州大学の客員教授のタイトルを持っています。

経験

(3)田中貴金属工業㈱ 化学材料開発部に20年間(現職)で技術部長を拝命。
   半導体前工程でのの薄膜形成材料(ALD、CVD)の材料開発と製造設備立ち上げを行いました。
   開発部初めてのISO9000シリーズ取得を1から行いました。

顧問情報

顧問ID:AD-14416

得意な業務領域:ものづくり(電気・情報通信・化学・機械工学)

概略自己紹介 2007年以降
事業材料部門で立上げ継続中の医療器材(体内埋め込み材料、カテーテル線材など)
の開発と顧客開発を行っていたビジネスを中断し、半導体材料関連の緊急事業商材として貴金属化合物合成の開発を担当、過去の半導体部品関連の専門性を買われて、2007年に開発部門で初めて化学材料を専門に開発する化学材料開発部を、茨城県つくば市に設立し初代副部長・部長となりました。
 医療器材については、2015年に後進に譲り継続開発を開始したので、その支援を行っています。

上記、多くの経験と成功結果は、私が既存事業の拡大業務以上にどちらかといえば新規事業の設計構築、立上げの方が向いていたということを示しているようです。

さて2000年以降、国内半導体・エレクトロニクス産業は、海外企業にそのシェアを奪われ、自然と私の活動領域も海外方面となっていきました。
主要顧客が、従前の東芝、NEC、富士通といった日本半導体企業から、韓国サムスン電子、米国インテル他、台湾のTSMC社と変わっていき、彼らが要求する最先端材料を一から新規合成し特許を取るまでの一貫の活動と、その技術成果を日米両半導体装置メーカーと共同して取得提案する活動を現在に至るまで行っています。
 そのため、英語によるプレゼンテーション、顧客キーマンとの会食や海外学会参加、展示会での出店などを統括する仕事を主に行い、3か国を定期的に訪問して会社事業のプレゼンスとビジネスを得るための仕組みづくりを行いました。

 2019年9月に、この化学材料部長職を役職定年ということで後進に譲って支援するほうに回りましたが、顧客とのWeb会議には参加をしています。
現在は、新しい仕事として次次世代の半導体接続技術と表面処理に関する調査を行い、フェロー、シニアリサーチャーとして新規案件の試作を行っているところです。
九州大学工学部での客員教授職は現在も継続中で定期的に講義を行っています。

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