エポキシ樹脂のプロ

ものづくり

得意な技術分野: 化学：基本的な材料化学

経験した職務: 研究開発

ナガセケムテックス時代にエポキシ樹脂を中心に開発しておりました。LED用の透明樹脂は高対候性があり、その成果は学会や著作での発表、セミナーでの講演も行いました。
更に熱可塑性エポキシの開発にも従事しました。これは常識を覆すエポキシ樹脂で、従来の製品にはない高靱性、リサイクル性などを有し、CFRPなどへの応用も試みました。その結果、自動車の安全部材へも採用されました。この熱可塑性エポキシはその後も後継者に引き継がれ、スポーツ用品にも採用され、超高接着性を有する接着剤へも応用されるなど、現在も発展を続けております。
そして、起業後も技術顧問としてエポキシ樹脂に関するご支援を続けております。

経験

京都工芸繊維大学　ベンチャーラボラトリー　2年
大日本スクリーン　開発部　1年
産業技術総合研究所関西センターエネルギー・環境材料部　4年
株式会社ナード研究所　材料開発グループ　2年
ナガセケムテックス株式会社　研究開発本部　12年
合同会社　播羊化学研究所　6年（現在進行中）

顧問情報

顧問ID：AD-17927

得意な業務領域：ものづくり（電気・情報通信・化学・機械工学）

・現在、専用の実験室を保有しており、一般的なコンサルティングのみならず、自ら手を動かして、実証実験や試作も行っております。
場所がない、人がいない、などのお悩みにもご対応できればと思います。
・これまで大学・公的研究所・企業・会社経営のいずれも経験し、それぞれの特長を熟知しております。
・扱ったテーマも、例えば天然素材物の有効利用、イオンセンサー、環境も配慮した常識を覆すエポキシ樹脂、CFRP、医用ゲル、ナノ粒子インク、SDGsにも貢献するマイクロリアクターなど、有機、無機、低分子、高分子とバラエティーに富んでおります。そして、たとい分野は異なっても、根幹では共通な要素が多々あり、培った経験は新規分野に取り組む際にも大いに役立っております。
・スケールも実験室のμgレベルから製造現場での100トン程度まで扱ったことがございます。特に企業時代における量産試作では、企画、予備実験、原料調達、工程管理、製品出荷、安全対策など最初から最後まで全てをやり通しておりました。
・なお、測定機器など装置類の正確な操作、タイムリーなメンテナンスは研究開発のみならず、製造、品質管理など様々な場面で重要です。つい手を抜きがちな機器類の使用方法および管理を徹底的に検証し、正確且つ質の高い運用を継続して実践できるノウハウを開拓して参りました。
・学会にも多数参加しております。ほとんどが聴講するだけではなく発表を行うようにして参りました。その結果、マスコミ関係者など多岐に渡る人的ネットワークを構築することができ、今後も続けて行きたいと考えております。
・更にはセミナー講師、展示会での発表、著作物の執筆などの経験から、より効果的なプレゼン資料、技術報文、宣伝用のチラシなどの作成法を追求して参りました。
・以上ですが、形にこだわらず、皆様方に寄り添った様々なご支援ができれば幸いに存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。