放射線に関する検出器、計測回路、データ処理解析、システム設計と放射線防護のプロ

ものづくり
得意な技術分野
一般機器:計測技術
経験した職務
研究開発

放射線計測を核とした様々なセンシング・監視・分析評価技術に携わり、研究開発、システム設計、詳細設計、運用・保守など、様々な製品・技術のライフサイクルを経験すると共に、後年には技術・組織マネジメント、技術指導・教育・育成指導等も経験。
●製品開発設計
 γ線やα線、β線のためのスペクトロメータ用ハード・ソフトの開発、当時主流であったミニコンを用いた自動分析システム、普及が始まったPCを用いたリアルタイム波高分析装置の開発、分析データベースシステム、ネットワークシステム構築等を行った。
また、高速実験炉のモニタや放射性廃棄物の非破壊検査装置、原子燃料棒の製造ライン検査装置、原子炉主蒸気異常監視装置など、施設運用に関わるシステム構築等にも携わってきた。

●新製品のための研究開発
 光ファイバや光技術を用いた放射線計測の新しい技術領域を立ち上げ、分布測定が可能な放射線センサや監視システムの開発の他、温度・歪・振動・機器状態などを多点で監視できる光ファイバセンサシステムの開発なども進めた。また、放射線を可視化して測定する素子や装置の開発にも取り組んだ。
 放射性廃棄物の確実な分別・処理・処分を行うための放射線。放射能に関わる学会レベルでの規格・基準の策定、それに関連する測定技術・装置の開発などにも積極的に参画した。
 さらに、福島事故の反省と教訓を受けて、過酷な放射線・温度環境にも耐えうる計装技術の国家プロジェクトも主導し成果を上げた。

●システム設計
 最も注力したものは福島原子力事故対応であり、初期の電源確保、汚染水状態把握やプラント状態把握、次は汚染水処理としてSARRYやALPSとして知られている水処理設備の構築、プラント状態の把握や再臨界防止・監視のための計測システム構築などが上がられる。
また、プラント外では除染作業に関するものが多く、常磐道の除染復旧のための汚染可視化計測、自治体の民家1500軒程度の住宅除染とその効果計測等に取り組んだ。

●関連子会社における廃炉・自治体対応の製品技術開発
 福島原子力事故を受け、事故廃棄物の放射能を現場現物のままで測定できる放射能スクリーニング装置の提唱と開発の推進、除染廃棄物の処理や中間貯蔵施設のための廃棄物管理・計測、帰還困難区域における空気中放射能の高感度迅速測定技術、福島第一発電所廃炉における被ばく低減・管理のための省電力無線式可搬型放射線モニタ、遠隔被ばく線量・作業状態モニタの開発・製品化などを手掛けた。また、退職前には、世界で初となるβ線・γ線同時弁別型の線量当量率サーベイメータの新技術開発を主導して、製品化までの実務支援をしてきた。

●技術活動成果総括
・学術論文・依頼技術論文:39編
・著者:2冊
・雑誌新聞等解説記事:9編
・学会等の発表講演:76件
・登録特許(権利化済のもの)国内37件、米国11件、欧州EPO 3件
・プレスリリース等:10件
・表彰:5件
・学会の委員、国の研究開発プロジェクト審査委員、評価委員等を多数歴任
・所属学協会:原子力学会、応用物理学会、日本技術士会、NPO放射線防護フォーラム会員

経験

1.国内放射線計測の草分け的民間研究所に入社(6年:1984-1989)
●製品設計
 大学院終了後に入社、エレクトロニクス部で放射線計測用電子回路・ソフトウェア・装置及び、それらを用いた応用計測・分析システム製品の開発に従事。

2.吸収合併により電機・プラントメーカに移籍(25年:1990-2014)
●製品設計を継続 [4年:1990-1993]
 前所属会社は電機・プラントメーカにより吸収合併され、技術研究所の一部門に改組、その中で製品対応業務を継続。その後事業整理・技術移管を行い研究開発業務に転換。
●研究開発 [17年:1993-2009]
 放射線計測をコアとし、そこから各種センシング・監視技術に幅を拡げ、放射線モニタ、原子炉計装、機器状態監視等の研究開発を展開した。途中、本社企画部門やプラント設計部門などの異部門も経験した後、課長、部長も経験。放射線・核計装・原子炉計装・機器状態監視開発等を主導すると共に、非破壊検査よび超電導応用技術開発チームを統括。
●システム設計 [4年:2010-2013]
 原子力プラントの計装制御設計部長として、国内外運転・建設プラントに関わるシステム設計活動の統括、開発を含めた領域全体の技術活動の企画立案・推進統括。2011/3の東日本大震災と共に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故(1F事故)では、事故収束対応支援、汚染水処理設備設計、原子炉安定化対応について計装制御責任者として対応。事故対応のための放射線計測・放射能評価技術については専門家として主導した。
●大規模組織マネジメント [2年:2013-2014]
 プラント全設計部門の活動統括・管理と放射線専門技術領域での設計活動支援・指導を行うとともに、事業部経営変革の上級責任者として、業務プロセス分析に基づく経営改革活動を主導・統括すると共に管理職人財の教育も担当した。

3.放射線防護・計測を専業とする関連子会社に転籍(7年:2015-2021)
●技術マネジメント及び技術支援実務・指導・育成
転籍して技術統括責任者/常務取締役に就任し、技術・品質・人財育成等を所管。放射線計測システムの開発・設計・販売、放射線防護に関わる技術サービス提供事業の技術統括として、技術戦略策定・浸透、技術指導・実務支援、技術・品質レビュー、及び人財育成等に従事した。役員を退任後も技術統括責任者を継続し、顧問を経て2022年3月末日をもって退職した。

顧問情報

顧問ID:AD-16545

得意な業務領域:ものづくり(電気・情報通信・化学・機械工学)

放射線計測を中心とした技術開発に携わり、製品詳細設計に始まり研究開発やシステム設計を経験してきました。年齢に応じて組織・技術マネジメントも担い、戦略・企画立案から製品開発・技術発信・市場投入・品質対応等、技術と製品のライフサイク全体を経験しており、様々な視点からの技術レビュー・支援ができます。放射線計測技術では工学博士を、計測の背景として重要な放射線防護に関しては技術士の資格をとり、多面的・倫理的な見方で物事を捉えられる点も強みと思っています。
 最近8年間は、放射線計測・放射線防護の専門会社の技術統括責任者(CTO)として、技術施策や市場洞察・戦略策定等を主導するとともに、詳細な技術レビュー、技術指導、若手・中堅の教育・育成にも注力してきました。技術のレベルアップを狙い、対象者を考慮したオリジナルの教育テキスト作成し、2年にわたる体系的な講義・演習の経験もあります。学会等での講演も数多く経験しており、教育・指導やセミナー等の実践ノウハウも積んでおります。多くの技術図書や論文執筆、学会での論文査読委員の活動経験を元に、体系的・論理的な技術文書作成等の指導も可能です。
◆学術・技術論文:39編、著書:2冊、解説記事:9編、発表講演:76件、登録特許:51件
◆工学博士(東京大学、2001年)、技術士(原子力・放射線部門)

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