もの創りに於ける生産技術。製造装置から用役、安全システム。特に半導体製造

ものづくり

得意な技術分野: 電気工学：半導体

経験した職務: 生産・製造技術

武蔵工場の増産の為以下の工場展開及び新工場建設を行い、装置選定、立上げ、試作・少量生産まで行い現地スタッフへ引き渡して来た。
量産品を高崎工場、甲府工場、茂原工場、展開し、武蔵工場は開発試作へと変換した。
ウエハ径の拡大に伴い武蔵工場では手狭になり開発試作の機能を青梅工場へと展開し量産は那珂工場へ展開。
2000年、那珂工場ではφ世界初の300生産ラインを立上げ、量産ライン構築を行った。
那珂工場の拡張が終了して2008年に現場を離れ後進の育成を行って来た。
2014年早期退職後、半導体製造装置向け精密加工の技術支援及び開発支援を行うと共に、プラズマ技術を応用してフレキシブル基板の表面改質装置の開発を支援し常圧プラズマユニットを完成させた。
高周波デバイス向け異種基板の貼り合わせ装置、ロールtoロール基板のプラズマ処理装置の改善などを指導した。
全体を通して、先ず現状と将来を結ぶラインを想定し戦略を組み、事業計画もしくは開発計画を策定する。これを担当者と共に具体的なロードマップに落とし込むことを心掛けている。この結果、スムースに進めることができた。

経験

1978年から日立製作所半導体事業部～ルネサスエレクトロニクスに至る35年間半導体製造における生産技術行に従事
手動機による生産から全自動化までを手掛けてきた。
手動機時代は洗浄から熱処理、エッチング、成膜、フォトレジと全工程を担当していた。
日本半導体が世界トップに上る時期に生産技術技師として装置選定、生産性向上計画の立案、実行を主導してきた。
自動化が進む中、プラズマ装置に特化し中でも成膜装置（CVD装置）を主に担当し、これに伴うガス供給システム、安全管理システムなどの構築も担当部長として主導してきた。
2008年現場を離れ管理職として技術者の育成を行うセンターの長として技術を指導を行って来た。
2014年早期退職後、上記経験を活かしもの創りの支援を行うエンジニアリング会社（株）エムケイソリューションズを起業。半導体製造装置けクリーンな精密加工の開発を支援すると共に企業経営のノウハウを蓄積してきた。

顧問情報

顧問ID：AD-04574

得意な業務領域：ものづくり（電気・情報通信・化学・機械工学）

半導体製造ラインの生産技術に35年携わり新規工場の建設に当たっては安全仕様の取りまとめ、生産設備の選定、導入立上、製品試作を行い、量産移行後の生産性向上のため装置改善を行い装置メーカへの次期装置開発の仕様提案も行ってきた。
半導体製造ラインの更新は4年サイクルで行われており短期間で成果を出さなければならない。従って戦略的に事業計画を練り上げ各部、各課のロードマップに落とし込んでマネージメントしてきた。
また特殊ガスを用いるための安全装備仕様の統一を図り安全に関する講演会、執筆活動も行いでデバイスメーカの垣根を超え安全性の向上を進めて来た。
この間若手エンジニアの育成にも努め技術の伝承を行ってきました。
退職後、この間の知見を活かし起業し装置メーカ並びに関連加工企業への事業計画や技術指導を行い開発期間の短縮、コスト削減、新技術開発など行うとともに会社経営のノウハウを蓄積してきました。
技術は勿論その元となる人材の育成、経営など広く繋いでいくことを大切にし先を見据えた支援を心がけております。