人工知能、機械学習、自然言語処理

サプライチェーン

経験した業界: 電機・精密機械

得意領域: サプライチェーンマネジメント

従業員10万人以上の電機メーカー（東芝、ソニー）の研究所で長年、最先端の商品の研究開発を行った後に数人規模のベンチャー企業や大手SIer（TIS）でのコンサルタントの経験を積み大企業とベンチャー、事業会社とサービス会社と幅広く経験。また、ベンチャー企業では事業のクローズ（クーロン）と、従業員数十人から数百人まで成長しマザーズ上場（GA technologies）という企業にとって大きな節目も経験。
2016年5月からTIS株式会社　シニアエキスパート。コンサルタントとして音声、言語処理を中心とした製薬、飲食、教育、出版、電機、宇宙開発など多くのドメインの案件を対応。一方、独自サービスの開発としては株式会社博報堂と共同開発した発想支援ツールAIブレストスパークをはじめ論文探索システム、問題生成システム（AIてすと君）、チャットボット（Dialog Play）やAIスピーカーの開発によりサービス化に貢献。さらに、言語処理の研究者としてドキュメントからの知識獲得や獲得した知識を用いた質問応答（機械読解）、FAQの自動生成、e-learningにおける問題の自動生成などを大学との共同研究を交えて推進、現職。
一方、2016年6月からは株式会社GA technologies （旧　Global GA株式会社）顧問として参画、2017年4月からはAI戦略室を立ち上げ初代室長として不動産業界初めてといえるAIの研究機関の立ち上げと会社のマザーズ上場に貢献。DXの推進を行いアナログで顧客との情報の不均衡が課題の不動産業界においてAIを活用した業務改善を実現。2019年10月からは顧問として引き続きAI,DX推進のアドバイスを行い現職としてTISとともに兼務。
また、2018年には国立大学法人電気通信大学のアントレプレナー講師として「データサイエンス特論」の講義を行う。
2017年1月から2018年1月まで三菱鉛筆株式会社顧問として工場におけるIoTの推進をサポートし、生産ラインにおける日報の電子化と見える化、及びAI活動の推進に貢献。
2015年8月から2016年5月までクーロン株式会社のフェロー。新聞などWebページのコメント欄のフィルタリングなど意味レベルでの言語解析技術の研究開発とデータマイニング応用に従事。
1997年8月からから2015年8月まではソニーにて音声対話システム、音声・言語意味理解やテキストマイニングなどのビッグデータ活用（コールセンターや医療テキスト解析）、ウェアラブル・コンピュータの研究に従事。海外の大学との共同研究や海外ラボのコントロールを行う。
自然言語処理の中でも基礎解析や意味解析の応用を得意としており、形態素解析、構文解析、述語項構造解析、文脈理解、意味解析、省略・照応解析、固有表現抽出、感情分析、意見抽出、含意解析、音声意味理解、質問応答、対話生成などの基礎技術を多言語（日、英、中、独、仏、西、伊）に対して研究開発し、全てオリジナルのエンジンの開発経験あり。また、社内の技術講座で自然言語処理の講座の講師を15年間務めた。全社で14万名の中から300名ほど任命される主任研究員（毎年任命制）をHCI（Human Computer Interaction）の専門家として10年以上勤める。
過去にはエンターテインメントロボット「AIBO」や「QRIO」のテキスト音声合成部分をプロジェクトリーダとして担当。また、VAIOやカーナビゲーションの音声インターフェースの開発や、BDレコーダーにおけるEPGを用いた番組検索機能「気になる検索」や番組推薦機能「見どころマガジン」を商品化。「TV Side View」など音声言語インタラクションの研究も行った。
1983年4月から1997年8月までの東芝勤務時は日本最初のポータブルワープロ「RUPO」のかな漢字変換を開発。その後機械翻訳システムや新聞社向けの校正支援システムなどを開発、東芝の音声合成システムを商品化。